博士の愛したジミな昆蟲

SFみたいなびっくり生態や生物たちの複雑怪奇なからみ合いを、とびっきりジミな昆蟲の研究から熱く語る!

博士の愛したジミな昆蟲
著者 金子 修治 編著 , 鈴木 紀之 編著 , 安田 弘法 編著
通し番號 ジュニア新書916
ジャンル 書籍 > 巖波ジュニア新書 > 生物?化學?環境
刊行日 2020/04/17
ISBN 9784005009169
Cコード 0245
體裁 新書 ? 266頁
定価 本體880円+稅
在庫 在庫あり
カブトムシもクワガタも、アゲハも、トンボも出てこない。スター昆蟲ではないけれど、ジミな蟲たちだって、やってることはスゴすぎる…!! SFみたいなびっくり生態、植物やほかの蟲たちとの複雑怪奇なからみ合い。その謎を解いていくワクワクを、10人の昆蟲博士たちが愛した、とびっきりジミな昆蟲の研究から熱く語る!
はじめに

第1章 すみわけ、食べわけ、サバイバル! 
 ?そっくりな蟲どうしのジミな「ケンカ」―テントウムシのすみわけはなぜ起きる? 鈴木紀之 
 ?逃げるが勝ち!のモンシロチョウ 大崎直太 

第2章 共進化が生んだ「オンリー?ユー」 
 ?ゾウムシの「槍」とツバキの「盾」の共進化 東樹宏和
 ?相思相愛? アリと植物のコミュニケーション 村瀬香

第3章 敵か、味方か? 関係はフクザツなのだ
 ?敵の敵は友? 寄生蜂と植物の関係 ―化學物質を介した相互作用 塩尻かおり
 ?敵を味方に! 敵の敵は味方? ―アリを恐れないアブラムシの天敵たち 金子修治

第4章 外來種がやって來た!
 ?ヒアリ、アルゼンチンアリはなぜはびこる? ―外來種の研究と生物多様性 辻和希
?蟲を調べに南へ北へ―外來昆蟲の新天地への適応 田中幸一

第5章 多様なムシの集まり、食うか食われるか!
 ?ただの蟲のただならぬ働き ―農業害蟲と天敵 桐谷圭治
 ?弱者だって、共存できる! ―「まさか!」と「ご縁」の研究生活 安田弘法 

おわりに
■執筆者紹介

金子修治(かねこ?しゅうじ)
1969年生。京都大學大學院理學研究科博士課程中退。理學博士。これまで、靜岡県農林技術研究所と大阪府立環境農林水産総合研究所で農作物の害蟲と天敵の研究に従事。多種多様な生物の共存を可能にするしくみが知りたくて昆蟲の研究を始めた。好きな蟲はテントウムシとアリ。

鈴木紀之(すずき?のりゆき)
1984年生。京都大學大學院農學研究科博士課程修了。農學博士。現在、高知大學農林海洋科學部準教授。子供の頃からチョウが好き。研究のメインはテントウムシの生態と進化。著書に『すごい進化』(中公新書)、『繁殖干渉』(分擔執筆、名古屋大學出版會)

安田弘法(やすだ?ひろのり)
1954年生。名古屋大學大學院農學研究科博士課程修了。農學博士。現在、放送大學山形學習センター所長。自然のバランスの機構の解明をライフワークとし、現在は、無肥料?無農薬?無除草剤で淡水生物の機能を活用しておいしいお米を多く収穫する研究に従事。著書に『生態學入門』(共著、東京化學同人)など。

大崎直太(おおさき?なおた)
1947年生。名古屋大學大學院農學研究科博士課程中退。農學博士。京都大學農學部在職中は、チョウを題材に、食性の進化や擬態の進化を研究した。子供の頃よりチョウは好きだったが、世の中の熱狂的なアマチュア研究者に比べると、本物とは言い難い。著書に『擬態の進化』(海游舎)、『蝶の自然史』(編著、北海道大學出版會)など。

東樹宏和(とうじゅ?ひろかず)
1980年生。九州大學大學院理學研究府博士課程修了。理學博士。現在、京都大學生態學研究センター準教授。昆蟲だけでなく、植物や真菌、細菌、原生生物たちが生態系內でどのように関わり合っているのか探っている。多様な生物たちが息づく農業生態系の設計や、自然生態系の再生を目指している。著書に『DNA 情報で生態系を読み解く』(共立出版)など

村瀬 香(むらせ?かおり)
名古屋大學大學院生命農學研究科博士課程修了。農學博士。現在、名古屋市立大學大學院理學研究科準教授。健全な生態系の維持?促進に貢獻する研究に従事するとともに、特定の研究領域?材料?手法などに縛られない、統合的で自由な研究を目指している。

塩尻かおり(しおじり?かおり)
1973年生。京都大學大學院農學研究科博士課程修了。農學博士。現在、龍谷大學農學部準教授。植物の出す「かおり」が様々な生物にもたらす作用に注目し、植物や昆蟲の形態や行動の研究をしている。著書に『生物多様性科學のすすめ』(分擔執筆、善)など。

辻 和希(つじ?かずき) 
1962年生。名古屋大學大學院農學研究科博士課程修了。農學博士。現在、琉球大學農學部教授と鹿児島大學連合大學院教授を兼任。社會性昆蟲の生態學を専門とし、行動生態學と群集生態學の融合に取り組んでいる。著書に『生態學者?伊藤嘉昭伝 もっとも基礎的なことがもっとも役に立つ』(共編著、海游舎)、『シリーズ進化學6 行動?生態の進化』(共著、巖波書店)など。

田中幸一(たなか?こういち)
1955年生。名古屋大學大學院農學研究科博士課程修了。農學博士。現在、東京農業大學農學部囑託教授。昆蟲やクモを対象に、農地の生物多様性の評価と活用、環境変化に対する生物の適応の研究に従事。著書に『生物間相互作用と害蟲管理』(共編、都大學學術出版會)など。

桐谷圭治(きりたに?けいじ)
1929年生。京都大學大學院農學研究科博士課程中退。農學博士。和歌山県、高知県、農林水産省農業環境技術研究所を経て、アジア?太平洋地區食糧?肥料技術センター副所長をつとめる。日本応用動物昆蟲學會賞、日本農學賞、科學技術庁長官賞、紫綬褒章などをうける。
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