新刊
これから出る本

五月の読書

戦後を代表する文蕓評論家、高橋英夫氏。単行本未収録の様々なエッセイから、その人となりを偲ぶ。

五月の読書
著者 高橋 英夫
ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論?エッセイ
刊行日 2020/04/24
ISBN 9784000229715
Cコード 0095
體裁 四六 ? 上製 ? 278頁
定価 本體2,700円+稅
在庫 未刊?予約受付中
昨年惜しまれつつ天壽を全うした、戦後を代表する文蕓評論家の一人、高橋英夫氏。本や雑誌、レコードに囲まれた靜謐な生き方、特に作家や評論家、編集者との交流は、まさに「文人」としてのものだった。生前に本にまとめられることのなかった新聞?雑誌に殘された多くのエッセイから、その人となりを偲ぶ。解説、堀江敏幸氏。
庭に咲く花……………高橋真名子


I 本の周辺
 私と全集
 『創元』のこと
 お雪さんと信子さん
 青くさい古典
 「分らなさ」の中で漂う
 古書は人を動かす
 「書評家」と名乗ってみては
 書影が喚起するもの
 五月の読書
 

II 蕓術と親しむ日々
 クレーの月
 マラルメの遺品
 パウラの絵の前で
 ゲルマンの方へ
 はてしなき躓きの中から
 宇宙空間への序奏
 秘められたサイン
 音楽のゆくえ
 モーツァルトを書くために
 未生のものたちとの対話
 「女清玄」を見て


III 文人の交流
 ことばと批評のドラマ――大岡 信
 「空は鏡」青層々――清岡卓行
 休むこと 退くこと――訂正して思う
 言語意志と友情空間と――中村 稔 『私の昭和史』をめぐって
 その風土と世界性――前登志夫
 大原富枝頌
 父祖の地に生きた「原日本人」――尾崎一雄
 ニヒルとは無縁な「文學の魂」――後藤明生
 孤獨な思索的散歩を楽しむ詩人――田久保英夫
 言語空間に現れ出たイデア――辻 邦生
 「完璧」という質――永井龍男
 散文のコトバを用いた性の詩人――吉行淳之介
 「人間」を思索した生涯――竹山道雄
 幸いにみたされた文學――高橋健二
 「ギコウ先生」の魅力――高橋義孝
 手塚富雄先生の思い出
 本はときめき――清水 徹
 歴史の雪明り――阿部謹也
 粟津批評との出會い――粟津則雄
 鞄の中身――磯田光一
 ロマン派の栄光――川村二郎
 中村光夫氏の文體
 學界?論壇の名伯楽――粕谷一希
 『改造』編集者時代――上林 暁
 編集者ハヤシ?タップの金字塔――林 達夫


IV 私という存在
 筆の遊び
 わが桃源郷
 新しく、また古く
 シンクレティズムからサンジャポニスムへ
 大學の逆説
 修業と特訓
 記憶について
 眠りと音楽
 時間への手紙
 夏の音
 引用に吹く風――高橋英夫頌……………堀江敏幸


年 譜
初出一覧
高橋英夫(たかはし ひでお)
1930年生まれ。2019年、88歳で逝去。東京大學文學部獨文科卒業、文蕓評論家。1985年『偉大なる暗闇』で平林たい子賞、2010年『母なるもの――近代文學と音楽の場所』で伊藤整文學賞を受賞。
主な著書に、『批評の精神』『疾走するモーツァルト』『西行』『友情の文學誌』『果樹園の蜜蜂』『時空蒼茫』『音楽が聞える』、翻訳にホイジンガ『ホモ?ルーデンス』など。
ページトップへ戻る
国产人妻熟妇在线视频