巖波科學ライブラリー 294

追いつめられる海

環境問題の取材に長年取り組んできた著者が最新の研究報告やルポを交えながら、海の危機を伝える。

追いつめられる海
著者 井田 徹治
通し番號 294
ジャンル 書籍 > 自然科學書 > 巖波科學ライブラリー
書籍 > 巖波科學ライブラリー > 生態?環境
シリーズ 巖波科學ライブラリー
刊行日 2020/04/09
ISBN 9784000296946
Cコード 0340
體裁 B6 ? 並製 ? 166頁
定価 本體1,500円+稅
在庫 在庫あり
表面の3分の2を覆う海の存在ゆえに、地球は青く、美しい。その海が今、危機的な狀況に直面している。海水溫の上昇、海洋酸性化、プラスチックごみ、酸素の足りないデッドゾーンの広がり、漁業資源の減少がこのまま進むとどうなるか。環境問題の取材にライフワークとして取り組んできた著者が、最新の研究報告やルポを交えて伝える。
はじめに


序章  海を追いつめる人間活動
 離島に迫る溫暖化の危機?ガラパゴス(エクアドル)/積み重なる危機

1 海の熱波の恐怖 ――高くなる海水溫  水沒におびえる住民?モルディブ/異常な高溫海域/不可逆の影響も/熱波多発の予測/たまる大量の熱/高くなる海面/増える災害/被害は甚大
 【コラム】 パリ協定と気溫上昇

2 酸性化する海 ――生態系破壊の懸念
 海の変化を実験で再現?沖縄/殻が溶けちゃう/もう一つの二酸化炭素問題/深刻な未來予測/日本の沿岸でも/影響は既に/ニモもピンチ?/経済にも悪影響/挾み撃ち
 【コラム】 白砂もなくなる?

3 海を埋め盡くすプラスチックごみ ――有害物質の運び屋にも
 汚染は地球規模で?ギニアとモルディブ/ごみの量が急増/脅かされる海の野生/粒子を求めてネットを引く?東京灣/マイクロプラスチック汚染/生物體內に/汚染の運び屋/世界に先駆けレジ袋禁止?ルワンダ/使い捨て文化の象徴/大きい日本の責任
 【コラム】 七割は燃やしている

4 広がるデッドゾーン ――減り続ける海の酸素
 生き物のすめない海?パラワン島(フィリピン)/死の海域/深い海でも/溫度差が拡大/溫暖化の悪循環/対策の時/すべての人が行動を?COP25(マドリード)
 【コラム】 窒素利用、見直し急務

5 細りゆく海の恵み ――漁業資源の減少深刻
 不安な漁民の未來?マダガスカル/進む亂獲/日本の沿岸は壊滅的/公海でも深刻/海賊漁業/終わらぬクジラの危機?夏のダボス會議(中國)/生態系の危機/溫暖化が追い打ち/海の砂漠に/変わる魚の分布/漁獲量減少の予測/続くサンゴの減少?バリ島(インドネシア)/サンゴのいない海/減り続ける沿岸の林/海鳥の危機
 【コラム】 海の國勢調査

6 終章  海の価値を見直す
 海と人間の將來を左右するもの?COP25(マドリード)/多くの可能性も/それでも人は木を植える?モルディブ/青い海と二酸化炭素/自然の価値を見直す/大転換へ


あとがき
參考文獻
井田徹治(いだ てつじ)
1959年12月、東京生まれ。1983年、東京大學文學部卒業、共同通信社に入社。本社科學部記者、ワシントン支局特派員(科學擔當)を経て、現在は編集委員。環境と開発の問題がライフワークで、多くの國際會議を取材。
著書に『ウナギ 地球環境を語る魚』、『生物多様性とは何か』、『グリーン経済最前線』(共著)、『霊長類 消えゆく森の番人』(以上、巖波新書)、『鳥學の100年』(平凡社)など。

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